選挙と、政務調査費と、政治家と。

2007.07.10

参議院議員選挙が近づいてきました。
公示は12日。
当日は私も自ら立候補予定者のポスターを掲示板に貼りに行き、街頭演説会にも出席します。
選挙期間中は街宣車(いわゆる選挙カー)にも乗り込みます。
民主党所属議員として、またお世話になっているものとして、圧勝に向けて全力を尽くさなくてはいけませんね。
そしてその先に目指すは2大政党制の実現と政権交代です。
とかく参議院選挙より総選挙に目が行きがちですが、私はそのためにもまず参議院選挙に全力で取り組むことが大事だと確信しています。
しかし、参議院選を前に、政治に関わる話題がおかしなところに向いています。
赤城農水相の事務所費について報道が盛んです。
もちろん、政治と金にかかわることについては徹底的にクリーンさを求めていくことは大切なこと。
しかし、選挙の争点は、政治家や政党が示すビジョンであるべきではないだろうか。
どっちの政党の政治家のほうが金についてクリーンのようだ、とか、あっちの政党は今起きている年金問題の責任がある、とかそういうことのみが争点になるべきではない。
どの政治家、どの政党に日本の未来を託したいか、どのビジョンに共鳴するか、が大事なんではないだろうか。
政治家にとって大切な資質のひとつに、ビジョンを打ち出せることが真っ先にあげられると私は考えている。
議会においても、揚げ足を取るかのような細かな点をつつく質問しかできない議員は、はっきり言えば評論家向きであって、政治家向きではない。
皆さんにはぜひ、ビジョンと政策で政治家と政党を選んでいただきたいと思います。
そしてマスコミには、こうした視点からの報道にもっともっと力を入れていただきたいです。
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さて、昨日の引き続き政務調査費について。