スリの銀二

2009.02.03

またしても耳を疑いたくなるようなニュースが入りましたね。

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大手ゲームソフトメーカー「ハドソン」(東京都)に脅迫メールを送信したとして、警察は2日、香川県坂出市、配送業見習い、池孝雄容疑者(29)を威力
業務妨害容疑で逮捕したと発表した。逮捕容疑は、08年10月〜09年1月、同社に「爆弾を送りつけて、皆殺しにしてやる」などとメール送信し、業務を妨
害した疑い。(2009年2月2日 livedoorニュース)

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 同社の「桃太郎電鉄」というベストセラーゲームにおいて、特定のキャラクターが頻繁に出すぎることに対して腹を立てた、というのが動機だそうです。

 

確かにスリの銀二はよく出ます。

 

しかも、自分が好調のときに、自分にばっかりスリの銀二(通称スリ銀)が出没してどんどんお金をとっていくような気がします。

 

ご存じない方は何のことか不明だと思いますが、何を言いたいかというと、人間は自己や自己を取り巻く環境を客観視できないのだろうということです。

他のプレイヤーにもスリ銀が出没するということや、もっと言えば4人でプレーするゲームの特性上誰か一人が突出したらコンピュータが調整して誰にでもトップになる可能性を意図的に作るほうが盛り上がるということも、物事や環境を客観視して初めて理解できるのだと思うのです。

 

これは現実世界でも同様です。

自己と自己を取り巻く環境を客観視することは、自立した大人として、そして独立した国家としても非常に大切なことではないでしょうか。

この厳しい情勢の中、自分が置かれている状況をしっかりと客観視し、誰かのせいにするのではなく自分の足でしっかり立つためにはどうしたらいいのかを考えるのが大人の大人たる所以です。

外交においても同じですね。

日本の現状を、世界情勢・国際環境の中でしっかりと捉えた上で戦略を練っていくことが基本です。盲目的な他国追従や原理的な国連至上主義、防衛丸投げの一国平和主義、すべて自立していない子供の論理です。

 

今日は県庁です。

早く帰れれば節分の豆まきを子供としてやらないとなーと思っています。

 

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