行政の秘密主義

2008.08.08

マニフェストって、最近は聞くことが多いと思います。
今、我が会派では連合静岡さんとともに作成したマニフェストの検証を
しています。
私もその委員にしていただいて、特に「くらし」の部分について県の
取り組みがどの程度進んでいるかを調べているのですが、県議になって
一年、まだまだ驚くことがあるなぁと。
防災の分野で、県内の災害拠点病院の耐震化率を平成22年までに
100%を目指す、という県の総合計画はどのくらい達成されているかを
当局に聞いていたときのことです。
19ある災害拠点病院のうち、16の病院は耐震化が完了している、
とのことで、あと3病院なので84%ですね。
残りの3病院は、目標である22年までに完了する予定なのかを聞いた
ところ、それは難しいだろう、とのこと。
では、目標をいつにしたのか、と聞きましたが、総合計画とともに
見直すので、今のところ据え置きだと。
目標が達成できないとわかっていながら、なぜ目標を検討し直さない
のでしょうか。
理解しかねます。
ちなみに、耐震化が進んでいない病院はどこなのかを聞いたら、
それはお答えできない、
とのこと。
これにも?です。
県民の皆さんの安全にかかわることですよね?
災害拠点病院ですよ。
そこが耐震化されているかされていないかは、非常に重要な
ことです。
それでもその情報は開示しないのでしょうか。
改めて疑問をぶつけてみたところ、「上と相談してくる」と
いって、しばらくした後、「やはり無理でした」との返事・・・
「県民が不安を感じてその病院に来なくなってしまうかもしれないから」
なんていってましたが、病院の評判を、県民の知る権利より優先
するなんて、どういうことなんでしょうか。
みなさん、どう思いますか?
別に知る必要はありませんか?
そういう情報は県民の代表である議員に開示して当然と思いますが、
私の思い上がりでしょうか。
ご意見いただければと思います。
 
 
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