議員条例を作る

2008.06.04

今日は県庁です。
知事や議長にタイ出張の報告と提言をしてきました。
 
そして、その後は会派の政調会(政策調査会)の打ち合わせ。
今年は政調会として、どのような方向で政策議論をしていくのか
を話し合いました。
私は政調副会長として、
「去年はプロジェクト・チームを作り、政策研究をして知事や
当局に提案しただけで終わってしまったが、今年はぜひ
議員提案の政策条例をつくることを目標にしたい」
と提案させていただきました。
確かに去年も政策研究をしました。
私も「医療問題プロジェクト・チーム」に参加し、特に医師不足
問題について調査研究を行いました。
それはそれで勉強になりました。
しかし、最終的な提言の形にすると、どうしても抽象的で
総花的なものになってしまいます。
知事や当局からの反応も、「あ、そうですか。ご苦労様でした」
的なものでした。
それはそうですよね。
「県はもっと積極的にこの問題に取り組むべきである」
なんていう提言を受けても、しかも予算案が組まれた年度末に
いわれても、どうしようもないのが現実です。
 
これではあまり意味がありません。
 
これまで静岡県では議員条例がたったの1本しか成立して
いないという現状も、私の憂慮するところです。
議員本来の役割でもある、条例の作成と成立を今年度の
目標として、静岡県でも議員がどんどん条例が作れる
素地を作っていきたいと考えています。
 
これにはもちろん、乗り越えるべき壁がいくつもあります。
・そもそもほかの議員が「議員立法すべきだ」と考えるかどうか
・他党との調整
・テーマの絞込み
などです。
「結局は多数を占める会派(うちでいえば自民党です)に
潰されるか、ちょこっと修正されて自分たちが提出したという
ことにされて手柄を取られるか、のどっちかなんだから無駄
ではないか。」
そんな意見もあるかもしれません。
しかし、そんなケツの穴の小さなことを言っていては困ります。
手柄なんかいくらでもくれてやります。
 
議員のそもそもの仕事である、議員立法(条例ですが)ができる
ような素地がそれで産まれればいいんです。
そもそも、そんな手柄の取りっこのようなことをやっているから、
国政でも本当に国民のための政治が行われていないんです。
 
しかも、時間がかかるようであれば今年度は準備期間にすれば
いい。
私の政調副会長任期にできなくても、次の政調会に託せば
いいんです。
 
 
こんな意見を出させていただき、政調会長はじめ成長会のみなさん
にご理解いただけました。
私がこの「議員条例成立」を担当させていただくことになりました!
 
俄然やる気がまたみなぎってきました!
 
今年は党の県連青年局長と、会派の政調副会長と、特別委員会と
大忙しですが、気合を入れて頑張っていきます!
応援のほどよろしくお願いいたします!
 
 
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