拉致問題

2008.06.13

拉致問題について、少しだけ前進したようです。
11日12日に行われた日朝実務者協議で、北朝鮮側が
拉致問題を「解決済み」としないで再調査をする、ということ
を引き出したということです。
これはある程度評価すべきですね。
しかし、まだまだ全然不十分です。
北朝鮮側は、経済制裁の緩和なり解除という目的のため、
こうして小出しに小出しにしながら、わが国をひきつけつつ、
アメリカを牽制しています。
テロ支援国家の指定を解除された途端、またしても
「拉致などない」
といいかねません。
このタイミングで、これだけの北朝鮮側の意思表示だけで
制裁の緩和はあまりにも楽観的過ぎます。
うがってみれば、その先の段階まで実は話が進んで
いるかもしれないし、そう期待したいものです。
 
外交の場で後手に回らないよう、特に拉致問題に関しては
国家と国民の安全にかかわる重大な問題ですから、毅然として
実をとってもらいたいものです。
 
 
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