舞阪大太鼓祭り

2006.11.05

昨日今日は舞阪の大太鼓祭り。
昨日は宵祭りといい、今日が本祭り。
今日はどうしてもはずせない用事があるため参加できなかったが、昨日は朝から晩まで一日中参加した。
これまで、祭りに「参加」というのはもちろんあったけど、今回は準備の段階から入らせていただいたはじめての機会。
それも伝統ある、しきたりもなかなか厳しい舞阪の祭り。
いい経験ができた。
昨日の宵祭りは昼の12時から。
でも、我々中老団は朝8時に集合。
大太鼓の準備から会所での会合など、もろもろの準備をした。
祭り1

そして、いよいよ始まった宵祭り。


この大太鼓を叩き鳴らしながら街を練り歩き、女の子は別の屋台とともに手踊りをしながら練り歩く。
私たちは「少年係」で、少年たちが叩く太鼓を引き(これが重くてなかなか大変)、事故などが起こらないようにする役目。
祭り2

しかし、我々が一日中太鼓を引いているわけではない。
中老団もいくつかの組(同じ年で構成)に分かれていて、時間帯で担当する。
我々は夕方5時からの組。
ということで、祭りが始まった12時から5時まで、これも恒例のようだがいろんな家にお邪魔して、酒を呑んでは豪華なご馳走を頂、また次の家に行く・・・
延々5時間、合計何件くらい回っただろうか・・・
さすがによく呑んだ
しかも5時から太鼓を引き回しているときもあちらこちらから酒を差し出され、差し出されれば呑む。
祭り3

徐々に周りが潰れだし、ますます太鼓は重くなる・・・
でも、相当勇壮な祭りで、子供のとき以来だったけどいい祭りだと思った。
舞阪の街並みは、ほとんどすべての家に軒先があり、祭りのときは玄関から入らず窓からどやどやと入っていく。
そして太鼓は、各家一軒一軒に立ち寄り(頭をむけ)、そこで太鼓が打ち鳴らされる。
安全や無事を祈念する意味があるのだろう。
今日の本祭りでは、神社に太鼓が担がれていくクライマックスがある。
来年こそはぜひこれも見てみたい。
祭り4