地域のあるべき姿

2007.01.17

まだまだ新年会シーズンです。
このところ、地域の老人会の新年会に出させていただく機会があります。
こういった機会も、お年寄りの方とお話させていただく大変貴重な機会です。
私は、地域のあるべき姿のひとつとして、子供が将来に夢と希望を持て、お年寄りの世代が将来に安心と安らぎを持てることが大切だと考えています。
松下幸之助塾主は、晩年日本の先行きを憂えて眠れない夜をすごしたことがあったそうです。
ある塾生が目を真っ赤にした塾主を見て、
「幸之助さん、昨日は寝れなかったんですか?」
と聞くと、
「日本の将来を考えたら、とても寝てはいられなかった」
と答えたそうです。
すでにお年寄りの一人であった松下幸之助が、それも日本の経済に大きく貢献した一人である松下幸之助が、夜も寝れなくなるほど心配してしまう日本の現状は、今すぐ変えていかなくてはならない。
これは政経塾出身者にとって共通する想いだと思います。
この地域においても、そして日本全体においても、お年寄りの世代の方が将来に安心を持てる政治を目指していくことが、未来に対する責任を果たすべき政治の役割です。
そんなことを考えながら、一人ひとりのお年寄りの方とお話をさせていただいています。