政治家が大切にすべきこと

2011.09.16

9月も半ばをすぎているというのに、残暑が厳しい毎日です。
今日行われた浜名湖総合環境財団の20周年記念式典も、暑くて途中で上着を脱ぎました。

政治の仕事をしていると、常に何が大切なのかを考え続けていないとダメだな、とつくづく思います。
つまり、常に意識して考えていないとその大切なことを見失いがちな仕事だなと思うわけです。

選挙の時も含めて私は利益誘導型の政治から脱却しなくてはいけないと思っていますが、それでもなお自分の地元に利益を分配することに心を砕く政治家もいます。

議員なのに首長になったかのように職員に対して政策を実行させようとする議員もいます。

自分を支援してくれている団体の利益をただ代弁することにまったく疑いを持たない政治家も多いです。


これは、どれも私の考えにはあいませんが、今の政治システムがこういう状況を生みやすいため、こうなってしまうことも理解はできます。
こうしていれば、自らの保身には楽ですからね。


しかし、やはりエドモンド・バーグがいったように、我々政治家は、本当に必要なことはなんなのかという判断力を提供するのが義務なんだと思います。
静岡県にしても、ましてや日本全体を考えれば様々な考え、利害、利益があって、それら全てを満足させることは不可能です。
これができると信じて計画経済を進めようとしたのが社会主義です。



自分が培ってきた知識や経験、哲学に基づき、それはまだまだ未熟ではありますが、静岡県の未来にとって大切なことはなんなのかを常に考え、易きに流れず、たとえ少数派であっても、たとえ組織の常識と違っても、信じる道を進んでいくことが私に一票を投じてくれたみなさんへお応えする王道だと信じています。




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