フランス大統領選挙の行方

2012.05.05

フランス大統領選挙が佳境を迎えています。
日本時間の明日未明には体制が判明するとのことですが、各種報道によればオランド氏が現職のサルコジ大統領をリードしているとのこと。
このままいけば、フランスに社会党政権が誕生することになります。
EUの政策にも大きく影響するだろうし、ドイツとの距離感も変わり、欧州に大きな波が押し寄せそうです。
これまでサルコジ大統領が進めてきた経済政策に対する左派勢力の反発は相当強いようですが、我が国としてもこれを看過することはできません。
社会主義政策は、国民からすると聞こえもよく、なんとなくバラ色なイメージもありますが、誰かがその理想に向かう計画を立てる以上、必ずそれは恣意的なものになり、結果として腐敗と不公平、そして全体の不利益を生むことは、我々人類はこれまでいく度となく経験してきました。
じっくりと見守り、そして我が国への影響も綿密に分析する必要があります。
— Gemma Kentaro from iPhone —