謝長廷代表(大使)との面会

2018.10.04

10月2日、台北駐日経済文化代表処に赴き、謝長廷代表(大使)にお会いしてきました。
今回は地元の白井良一さんをお連れしての訪問になりました。


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地元浜松にお住いの白井良一さんの息子さんである寛之さんは、2017年9月に台湾で亡くなりました。
台湾で行われる予定であった自転車ヒルクライムレースに参加するために訪台し、レース前日の練習走行中に落石に遭い、重傷を受け3日後に命を落とされました。

とても悲しい事故でしたが、事故現場をたまたま通りかかった現地の大学生が懸命に救助活動をしてくれたり、遺骨の帰国の際に事故を聞いたボランティアのサイクリスト約100名が自転車で先導してくれたりと、多くの台湾の皆様に暖かくしていただいたことを、もし可能であれば直接大使にお礼を伝えたい、ということでした。

先日、別件で謝大使にお会いした際にこの件をお伝えすると、大使はこの事故のことをよくご存知で、ぜひ白井さんとお会いします、とのことで今回の面談が実現しました。

お二人とも、「悲しい事故ではあったけれども日本と台湾の心が通った関係がまた一つ生まれた」「ここからまた日台関係を国家レベルでも個人レベルでも深めて行きたい」とおっしゃっていました。

我が国にとって台湾との良好な関係は非常に重要です。
東日本大震災の時には200億円以上の寄付が台湾から寄せられたことは日本人の記憶に新しいことで、両国間の国民感情は良好という印象がありますが、シーレーンの問題や経済協定もまだまだ深化させていく余地があるなど、課題も抱えています。
私も来週には双十節のために台湾に伺いますが、両国の関係がより深く、良好になるようしっかり務めを果たしていきたいと思います。

それでは、また。

源馬謙太郎
源馬謙太郎(げんまけんたろう)プロフィール
国民民主党 衆議院議員・静岡8区・元静岡県議会議員。
1972年浜松市生まれ。成蹊大学卒、Centre College卒後、American University 大学院にて国際平和と紛争解決学修士号取得。帰国後、小型武器問題専門家としてカンボジアでプロジェクトを立ち上げ12,000丁の武器を回収。
松下政経塾を経て静岡県議会議員(2期)。2012年、2014年衆議院総選挙に立候補するも次点で惜敗。比例復活まであと270票という悔しさをバネに、2017年初当選(比例東海)。
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